元住んでいたところと出身地 青森県 八戸市  (盛岡市生まれ)
今住んでいるところ(14年7月から) 新潟県 新潟市
私の仕事 会社員
生年月日 昭和25年(1950年) 寅年生まれ 男です
趣 味 カメラ 日帰り温泉巡り キャンプ
 男の子が3人いて、いつか一人暮らしや単身赴任する時、困らないように料理を教えておこうと思っていました。小さいころから粉を練る時など手伝わせていました。彼らは青森のりんご(紅玉)でアップルパイを作っています。
 当時の私の仕事は出張があり、ホテルで暇を持て余していたのです。お酒を飲んだあとの読書は眠たくなるだけ。万年筆が好きだったので原稿用紙を持って出張し、夜、ホテルの机でテーマを決めて子どもたち向けの料理マニュアルを書き始めました。ひとつ仕上がると書きたいことが次から次にあるのです。
 本格的に取り組むようになって、原稿用紙が200枚以上になりました。東芝ワープロ「ルポ」に入力してみようと思いました。入力は速いほうですが、時間がかかりました。ボールなのかボウルなのか、きゅうりは「キュウリ」「胡瓜」「きゅうり」なのか「鍋」なのか「なべ」なのか。たまごは「玉子」か「卵」なのか?迷ったので、この時点で本格的に図書館から料理の本を借りてきて表現方法を調べました。
 仕事関係の方に、プレゼントとして両面コピーして表紙をつけて私製の本にして使っていました。身近な単身赴任の方にもプレゼントしていました。その中に「本にしたらどうか」と言う方がいたのです。
「あなたの原稿を本にしてみませんか」という出版社の新聞広告を見て、原稿を送りました。
 しばらく経って出版社から「初版分だけ自費出版という枠に入りました」という連絡がありました。全国紙で広告してくれるという条件が付いていました。しかし自費出版するお金がありませんでした。「本は売れない時代だ」というのです。実は私もめったに本を買いません。妻も図書館で借りているのです。「1回分の食事代程度で、一生役に立つ料理技術が買えるのに」と、出版に対して未練が残りました。でも費用の面で諦めました。出版しても費用は回収できそうもありません。
 出版を諦めきれないで半年ぐらい考えていた時、「インターネットがあるではないか」と急に思いつきました。「これなら今の若い人は本代はなくても、このマニュアルを読むことができる。それに多くの方がパソコンを持っている」 そして出版の費用はかからずに原稿を公開できるのです。しかも原稿は既にできているのです。4月に親元から離れ、一人暮らしを始める多くの若い方がいます。働いてアパートに帰り、一刻も早く食事をしたい人がたくさんいるはずです。女子学生でも受験勉強で手いっぱいで、親から料理を教えてもらう時間がなかったはずです。ましてや男子学生は・・・
 画像を添付すれば文だけでは説明できないところも、わかりやすく解説できると考えました。デジカメを購入して、今離れて暮らしている三男をモデルに撮影を開始しました。たまにしか会えないから冬休みの後は夏休みの格好で写っています。問題はホームページの作成技術です。私が書きたい内容は文章が主体なので、適当な解説書がありませんでした。画像主体の解説書ばかりでした。
 そのような事情があり、お見苦しい点はご容赦願います。自炊すれば材料代だけで外食と比べてとても安くつきます。基礎を覚えたら後は応用で作ることができるのです。味は保証しません。作ったあなたが自分で食べるのです。文句は自分に言ってください。出版社からも「レシピがない料理マニュアルはいかがなものかという意見があった」と批評を書いてきました。レシピはインターネット上にたくさんあります。それをご利用願います。また書き始めてから10年ぐらい経っていますので、古い部分もあります。