1.ステンレス魔法瓶
 口が大きい1.2リットルの魔法瓶である。氷入れで、出発時に氷を満杯にしてなくなりそうだったらコンビニで少ないサイズの袋を補充する。氷があれば小さな魔法瓶にジュースを移して氷を入れて冷やす。
2.ペットボトル
 名水があったときに補充する。新設のキャンプ場など鉄管が悪いのか水の味が悪くてコーヒーを沸かせなかった経験が何度もある。2リットルは最低必要である。そのほかに飲み水用として運転席に500ミリリットル。
3.調味料5点セット 醤油・ソース・味噌・塩・マヨネーズ
 醤油は万能調味料、美味しい豆腐があれば冷奴で食べる。ソースは途中のスーパーで食パンやバターロールを買い、フライを買ってサンドイッチを作り上にかけるのだ。味噌は味噌汁を作ったりキュウリにつけて食べたりする。味噌はお弁当用の1食パックになっているものが荷物にならずに便利だ。
塩はゆで卵や一夜漬け用。マヨネーズは夏でも腐らない。
そのほかに海苔である。朝にお握りを作って、昼に食べる直前に巻く。

4.保温調理なべ(日本酸素のサーマルクッカー)
 重宝している。出発前にビーフシチューを仕込んでおく。現地についた頃には仕上がっている。煮崩れしなくて、キャンプ用ガスが節約できて、冷めなくて便利である。いつもビーフシチューを食べているわけではない。カレーやハヤシライスを作るときに使っている。
5.フライパン
 何と言ってもこれがなければ料理にならない。私が使っているものは24センチのシルバーストーン加工の安物。とってを固定してあるネジをはずしてなべ部分ととってを切り離して荷造りする。ビクトリノックスのナイフで組み立てる。オムレツ・目玉焼き・ベーコン・野菜炒め・茄子炒め・ハムステーキ・ソーミンチャンプルー・焼肉 なんでもござれである。
6.発泡スチロールの小型トロ箱
 
食料を入れて置く冷蔵庫である。冷凍食品を途中で調達し、氷のかわりにつかう。2つはほしい。常時開けるものと、開けない保存用のものである。なんといっても只で入手できる。スーパーで不用品を分けてもらう。
7.トイレットペーパー
 安いので布巾として使用する。フライパンや食器の油をトイレットペーパーで拭いてから洗う。そのほかにも食卓を拭いたり、油がついた手を拭いたり。
8.もち網
 ピーマン・青唐辛子・茄子をバーナーで直火焼きするときに使用する。
9.保存食品(缶詰・ラーメン・魚肉ソーセージ)
 食料品が探せない場合がある。私も100キロ近くスーパーマーケットがなかった国道を走ったことがある。有名スーパーの看板を発見して良く見ると「23キロ先」だったりする。食品店はあったがカーテンがしまっていて入りにくい。やっているのか閉めているのか分からない店なのだ。入って鮮度が悪くて買わないで店をでることは店の人に申し訳無い。(食料品店が探せなくても酒屋だけはどこに行っても営業している。ビールの値段は大して違わない)
 鯖の水煮・シーチキン・さんまの蒲焼。インスタントやきそばは水と熱があれば主食になる。魚肉ソーセージは運転しながらでも食べられる常温保存できる優れた食品であり、しかも安い。

10.ふろ道具
 東北地方はどこを走っても温泉がある。温泉とは簡単に言えば25度C以上または1Kg中に1.000mg以上の溶存物質があるという定義である。
 私の住んでいる地域では公営で140円、210円といった入浴料金がある。350円、400円、高くても500円でありそれ以上のところには行かない。
 下北半島の奥薬研温泉「かっぱ風呂」は薬研渓流の川沿いに露天風呂があり、清潔で眺めが良くて熱くて、そして入浴料金は無料である。申し訳無いのでタオルを買ってくる。
 最近は道の駅に温泉付きが増えている。公営の清潔な入浴施設も多くの地域にできている。

キャンプの必需品