千枚漬け風

この唐辛子は秋田県鹿角市の道の駅で買った「鷹の爪」である。
唐辛子と目が合った時、どのようになりたいかを聞いた。
「都に上って、小野の小町のように」と言っていた。
「1000枚漬けには行かないが、99枚漬けにしてあげよう」



蕪の季節になった
諸葛孔明も
蕪が
重要な食料であると
思っている


赤唐辛子と出し昆布がいる


皮を剥いて
スライスする
安全な厚さで残す
 


残った部分は
切って
浅漬けにする

エバラさんに漬け込むだけ


おいしいんだ
これが

簡単にできる


スライスした蕪に
塩をふる
全体に
薄く振る

おいしい塩を
お奨めする


蕪に
塩をなじませる


この唐辛子である


しばらくしてから
ザルにあけて
水分を切る

蕪には塩味がついている


器に入れて
少量の砂糖と
酢をかけた

出し昆布を細く切って入れる
約束どおり
鷹の爪を入れてあげた
鷹の爪とは唐辛子の品種名だ


古い漬物器を引っ張り出した
漬物器がなくても
砂糖・酢に漬け置くだけでも
できるよ


出来上がり
都は遠いが
越の国
下越までたどり着いた

まだまだ鷹の爪はある
都に住んでいる
次男に送ってあげよう

ペペロンチーノになるのだ