ハヤシライス

私が育った盛岡市にはハヤシライスのおいしいレストランがある。
高橋克彦の小説にも盛岡のレストランのハヤシライスが出てくる。
私も大好きで機会があれば食べるが、メニューに載っている洋食店は多くない。
ドミグラスソースがベースであり、日数がかかるので家庭では作れない。

迷わずに各社のハヤシライスを利用する。最近は種類も増えた。以前はハウスとSBの2種類しかスーパーに無かった。
中身が寂しいからマッシュルームを入れたいところであるが国産のシメジを入れた。
ついでに冷蔵庫のセロリの葉っぱの部分も整理した。



ハヤシルウ 4皿分
玉ねぎ大1.5個
牛肉スライス 150グラムぐらい
煮込み料理なので、安いところで十分
シメジなどの茸 3分の1
冷蔵庫にあったからセロリの葉 
 


玉ねぎをスライスして
フライパンで炒める
カレーの時のように形が崩れるまで炒めるのではなく
柔らかくなる程度に


玉ねぎ全体に火を通して
中火で柔らかくする 


玉ねぎを炒めながら
セロリの葉の部分を小さく刻む
煮てしまうと形は分からなくなる
シメジは瓶に収まっていた根の部分を切り落として
ほぐしておく


玉ねぎの色が変わってきた

肉を入れて炒める
塊はほぐして入れたほうがいい
固まったままになってしまう


肉に塩こしょうをして
肉の表面の色が変わってから
火を止める

煮込む鍋にフライパンの中身を移す
しめじやセロリを入れた
ルウに書いてある所定量の水を入れて
アクを取るとき
一緒にとる分の水も50CCぐらい足して
沸騰させる 


沸騰してくると表面に
アクが出てくる


強火のままで
表面のアクをお玉杓子ですくい
捨てる


アクが見えなくなったら弱火にする 
ルウを入れて 

よく溶かす
溶けてから 


ふたをして
弱火で5分ぐらい煮る
火を止めて自然に冷めるときに
味がしみこむ
しばらく放置して
鍋に触れる熱さになるまで置き
また5分ほど弱火で煮込む
また火からおろして 放置する
ガスがもったいないから
またコンロを他に使うからでもある 


食べる直前に暖める
余ったものは冷凍保存する

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できあがり
ハヤシソースが無くなったら
おかわりができる
おかわりはレストランではできない
自家製ならではの特権である
味が薄いと感じたならば
ウスターソースを入れて濃くする