切り干し

冬になると八百屋の店頭に切り干し大根がぶら下がる。細い切り干し大根ではなくて、縦割りの太い切り干しだ。
新潟ではこの乾燥大根で漬物の「切り干し」を作る。大根から栽培して作っている達人に作り方を教えてもらった。
昨年も作った。この時期、松前漬けの素もスーパーの食品売り場前面に出てくる。
2003年冬は2回目の自作である。新潟市では有名店の瓶詰めが駅や新潟空港、ふるさと村でお土産になっている。
新潟に来られたらぜひお買い求めください。素朴でおいしくてオススメです。甘くないのです。



袋入りの市販品は宮崎産だった
新潟の地元産は袋に入っていない
松前漬けと
数の子・帆立貝柱乾燥品


切り干しは水で戻し
数の子は塩抜きをしておく


水につけてよく洗う
何度も水を換え
大根の日なたくささを抜く
 


大きめに切る


熱湯をかけて
大根を消毒する


帆立貝柱を入れ
酒をたっぷりかける

 


大根が酒を吸ったところで
松前漬けセットを漬け込む


醤油・砂糖・酒を
鍋で煮立てて



漬け汁を大根にかける
三日ほど漬け込んで
味をなじませる


瓶詰め換算にすれば
1万円分はある
冷蔵庫に入れて
少しづつ味わっている