おすし

母が作っていたちらしずしである。盛岡では当時、生の魚を手に入れることは難しかった。
第一、我が家には冷蔵庫など無かった。
乾物と地元の季節の野菜だけで作る。夏だったらエンドウが入っただろう。



干し椎茸 かんぴょう
ニンジン たけのこ
紅生姜 玉子焼き
海苔 計7種用意した

筍はあったから入れた
新潟で作ると
レンコンを入れたくなる(安い) 


かんぴょうは短く切り
水に漬けて
塩でもんでおく


テレビ番組で
干し椎茸は
冷蔵庫の中で
一晩かけて戻すとうまい
 
と言っていた
そのようにした
戻した水は
取っておく


もんだ後
水洗いし
水に漬けて
戻す
 


椎茸は長く細切り
ニンジンは細く切る
かんぴょうは短めに


鍋に水と椎茸戻し汁を入れ
砂糖 醤油
みりんを入れて
かんぴょうと椎茸を弱火で煮る

かんぴょうの味は
どこかで知っているはず


かんぴょうと椎茸が
煮えたあたりに
ニンジンと筍を加える


煮汁が
なくなりそうになったら
椎茸戻し汁を入れる

弱火でじっくりと


薄焼きたまご作る
砂糖と
少量の塩を加えて
混ぜて


フライパン全体に
油を薄く引いて


2個のたまごから
3枚作る
薄く伸ばす


表面が固まったら
菜箸を回しながら入れて
持ち上げ


裏も焼く
火は止めて
余熱で焼く
 


ガスコンロは
中央部の火が弱い
中火にして
コンロから少し離すと
均一に焼ける


重ねて
細く切る
 


すし飯を作る
すし酢を使えば
簡単だ


使用量は
瓶に書いてある


しゃもじで
よく混ぜる


かんぴょうだけを
すし飯に混ぜ込む


残りの具は
冷やし中華のように
ご飯の上に盛る


海苔と生姜を載せて
出来上がり