鮭の粕汁

酒粕の出回る時期は鮭の旬でもある。
私が京都市下鴨に下宿してい約30数年前、下宿のおばさんが冬にご馳走してくれた粕汁は、東北でいつも食べていた「大根の干し葉汁」とはまったく違う、品のいい、色の鮮やかな汁だった。
当時の記憶を再現しようとしたが、色鮮やかな「金時にんじん」は手に入らなかった。



大根 ニンジン
せり
鮭(生でも塩でも)
味噌は白味噌(色彩のため)
酒粕

だしの素


600CCの水
(大盛り2杯分)

大根とニンジンは
できるだけ細く
千切り
鮭は食べやすい大きさに


酒粕は
お湯で
潤しておく

酒粕の量は適当に
多すぎないように


根菜類は
水から入れて茹でる
本だしを少々入れて
沸騰したら
鮭と粕も入れて
弱火にする




鮭が煮えたらせりを入れる
うんと弱火にして
味見をして
鮭の塩加減を見る

鮭の塩が少ない場合
味噌の量は
水200CCに対して
大さじ 1の割合


味噌がとけたら
出来上がり
粕は多少
溶けていなくてもいい
200円