ニラ餃子

若いころ、餃子を腹いっぱい食べたいと思っていた。京都・大阪の餃子は安いが小さい。
3皿ぐらいは食べられたと思うが、そんなに食べるお金はなかった。
東京の餃子は高いが、大きい。量と値段を合計すれば同じようなものだと思った。最近の事情は分からない。
最も簡単な餃子の作り方を紹介する。自分で作らなくても、市販の餃子を焼く後半の手順は覚えてほしい。
腹を減らした友人が来た時、手伝わせて作るのだ。


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市販の餃子の皮 1袋分で
ニラ1把 50円ぐらい
キャベツ 外側の大きい葉で2枚
挽肉 60g程度
根生姜
胡麻油 醤油
キャベツはみじん切りして
塩を振っておく


ニラは1センチぐらいに刻み
生姜をニラの上でおろす


塩をしたキャベツをよく搾って
ニラに混ぜる

挽肉を入れて
胡麻油と醤油をほんの少量かける
醤油を入れすぎると水分が出る
全部をよく「手で」混ぜておく


餃子の皮に包む
得てして市販の餃子は中身が少ない 
自作餃子では中身をいっぱい入れよう
皮の回りを水で塗らして
中身を入れる

端をていねいにくっつけて
針仕事をするように
縁を折り曲げる。
これは途中経過である


 フライパンに油を引き
餃子の底面を焼く


底面に焦げ目が付いてから
お湯をかけて蒸し焼きにする
「水」ではなくて「お湯」をかける


お湯をかけた後
すぐにふたをして蒸す


数分強火で蒸し焼きにする
ふたを取って
水分を蒸発させる


水分が蒸発したら出来上がり

プロは多めの水で強い火で蒸し
余分な水を捨てる

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手前の二つは
裏側が見えるようにひっくり返したもの
付けだれは
酢+ラー油+醤油

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ニラがたっぷり入った
贅沢な餃子である

これは500円の価値がある
(半分だと250円)