わかさぎの南蛮漬け

これも「初めての一人暮らし料理」というテーマから外れる。揚げ物は実家に帰ったときにどうぞ。
わかさぎは子供と一緒に六ヶ所村の鷹架沼(たかほこぬま)で、氷に穴を開けて釣ったことがある。
近年は氷が張らないようだ。川や岸壁ではチカが釣れる。チカはわかさぎよりも大きい。


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これは大きさから見てチカではない。
わかさぎだ。 


片栗粉をまぶして
から揚げにする。 


揚げ物は温度管理が最も大切である。私も感覚よりは計測データを大切にしている。
温度計だけだと高い。温度計付きのてんぷら鍋を特売で手に入れた。
温度計よりも安かった。 

菜箸でつかんで
「ジーン」と振動が伝わってくれば
中まで揚がっている。


シーズンのわかさぎは安い。
フライ・てんぷらもいいが
南蛮漬けは日持ちがして
おいしい。
南蛮漬けは小鯛や小鯵が有名だが、当地では手に入らない。
こちらではチカが手軽に買える。


玉ねぎスライスをたっぷりと用意する。
赤い唐辛子と一緒に漬け込むから
「南蛮」漬け。 


 漬け汁は
 酢   大さじ 5
 醤油 大さじ 3
 砂糖 小さじ 2
 塩   少々
魚の量に応じてこの割合で適当に。
私の料理は甘くない。できるだけ砂糖を使わない。 

密閉容器に入れて
漬け汁をかけていく 


玉ねぎをたっぷりとのせる。
赤唐辛子(南蛮)も1本細く切って入れる 。
手でちぎって、その手で目を拭いて飛び上がった人がいる。唐辛子を触って絶対に目を触ってはならない。
舐めてみればよく分かる。


わかさぎが漬かるように汁を入れる。 


魚の骨が酢に漬かって柔らかくなり骨ごと食べられる。
口に入るまで丸1日は漬ける。
3日目ぐらいが最もおいしいと思う。 

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わかさぎも玉ねぎも漬かっていておいしくなった。(待ちきれないで次の日味見をした)
手間がかかる。食べるまでの日数もかかる。 
でももとが高くないので
350円の評価にする。