半熟たまご (300種記念)

300種を記念して、「半熟たまご」に挑戦してみた。ただの半熟たまごとは訳が違う。
次の3つの条件を満たさなければならない。インターネット上にもヒントはほとんど無かった。
 「黄身が真ん中に座っている。」
 「白身だけを固くして黄身はとろりと柔らかい」
 「二つ切りにしても白身の部分に黄身がまったくついていない。」

今までに何人かが挑戦していた。でも最終結論は出ていなかった。
「挑戦者達」になりたいと思った。普通の会社員の挑戦が始まった。たまごをたくさん買った。安いので助かる。
幸いにも結果はすぐに分かる。でも失敗したたまごを誰かに食べてもらわなければならなかった。
夜中に目が覚めた時も切り方を考えていた。
そして奇跡は起こった。



黄身をまっすぐにする方法

固定する治具を自作した。
燕市でさがした
箸置きの親分
ホテルのパーティーなどで
サーバーを置く台である


茹でる時
まっすぐに立つ


たまごの重さは
できるだけ同じに

重さが変われば
料理時間が変わる


熱湯に入れて茹でる
熱湯の鍋に入れる道具


鍋に湯を沸騰させて
下茹でする
茹で時間は
Lサイズで3分30秒
正確に


真上から見た図

タイマーで
時間を計った
すぐに鍋から出して


自然に冷却する

手に持てるぐらいの
温度まで下がってから 

多分60度ぐらい)


再び熱湯に入れて
今度は
4分30秒茹でる

すでに白身の位置が
固定されているので
金具はいらない

時間がきたら
冷水で急冷する


皿に安定するように
両サイドを切る 


「白身に黄身がつかない」
切り方は
当面非公開にします


食べる前に
塩をかけて


三男の切り方の答え
「下半分だけ使えば
白身に黄身はつかない」 
 上はどうするんだ 上は!

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真上から
黄身のとろとろ感が分かるかな

4個あるから
失敗していない


ちゃんと上半分も使っているよ