なべライス

「鍋焼きうどんライス」が正解であり、略して「なべライス」と言っていた。京都洛北の八瀬で、私が青春のころに毎日のように食べていた昼食である。
八瀬には練習場があり、観光地である八瀬のあるグリルに安価でボリュームのある昼食をお願いしていた。
もちろん一般客向けの鍋焼きうどんには立派なエビ天が入っていた。
久しぶりに集まった仲間に、当時の値段と中身を聞いてみた。天ぷらは小さなかき揚げ、または小さなエビが中央に入った業務用のエビ天だった。
値段をしっかりと覚えている人はいなかった。昭和44年〜46年ごろ 私は210円だったと記憶している。京都市電が25円 ハイライトは70円
出町柳の喫茶店「玉蘭」のランチは110円 喫茶店「八木」のコーヒーは70円だった。



玉うどん
出来合いの天ぷら
長ネギ たまご
かまぼこ 麩 


土鍋にタレ(濃縮だしを薄めて) 
長ネギ 麩を入れ
火にかける


長期保存のうどんには
酢が入っている
茹でこぼして
酸味を抜く 


鍋にうどんを入れ


天ぷらと玉子を入れ
ふたをして
吹かせる
吹くと玉子がいい感じに固まる


小ライスとたくわん
レンゲを添えて
できあがり