牛丼

ようやく牛丼の登場である。牛丼は難しかった。
吉野家に行って「並」を持ち帰りして、味を比べられて「やっぱり吉野家のほうが旨い」と言われる。
当たり前である。向こうはプロ、我々「我が家亭」はアマ。
八戸を去るにあたり、最後に牛丼にしたのは、我が家は「八戸で唯一の吉野家」と同じ町内にあるからだ。
町内から買ってきて、味見をしながら作ろうと思ったがしなかった。味は記憶の中にある。
新潟駅前の吉野家で、しっかりと味を記憶してきた。
毎日食べられるように、しょっぱくなく甘くなく、濃くなく薄くなく、味を構成する要素から等間隔になるようにした。



牛肉は
出来る限りの薄切り 200g程度
玉ねぎ 中 半分
糸こんにゃくも入れた
(半分をさらに切る)
鍋に 水 300CC
砂糖 大さじ 1
醤油 大さじ 3.5
日本酒 大さじ 1
みりん 小さじ 1 を入れて
ほんだしを入れて
沸騰させる 


汁が煮立ったら
切った玉ねぎを入れる 


味付けで忙しくて
カメラを忘れていた
玉ねぎに火が通ったら
弱火にして
牛肉 3分の1を入れる
弱火で煮て
牛肉の出しを取りながら
玉ねぎにも味を染み込ませる 


弱火のまま
牛肉がしっかりと煮えたころ
残りの牛肉を入れて
弱火で
今度はあっさりと煮る
煮立ててはならない
肉の色が変わったら
できあがり 


熱いご飯に
たっぷりとかけて
どうぞ


牛肉たっぷりで
290円
こんにゃくもおいしい
玉子は
八戸では10円 

吉野家に持って行きたい