おから=卯の花

盛岡の朝市に春を探しに行った。おからと目が合ってしまった。30円で買ってきた。
昭和57年ごろ 飯田橋のガード脇 おばさんが一人カウンターにいる飲み屋長屋のおからが旨くてよく行った。
おからに肉の味がした。作り方を聞いたら「肉は入っていませんよ。野菜だけの味ですよ」と教えてくれた。味の秘密は干し椎茸にあるようだ。


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干し椎茸をたっぷりの湯で戻しておく
ねぎをたくさん
ニンジンは細く千切り
夏だったら鞘えんどうも入れた

椎茸の戻し汁を鍋に入れて
ニンジン、椎茸細切りを煮る
みりん 大さじ1
醤油  大さじ2


フライパンにサラダオイルを
大さじ2杯ぐらい入れて
おからを炒める
サラダオイルは
すぐにおからに吸われてしまう


野菜を煮た鍋をフライパンに空ける
水分がおからに吸い込まれる
おからに味が染み込むよう
水を追加した
ねぎを入れる
味見をして
醤油を大さじ1追加した
たっぷり食べるから
あまり濃くしないように
薄味で


味見をしながら
全体に味がしみこむように
へらでよく混ぜる
余分な水分が飛んで
しっとりとしてくる
フライパンの脇を空けて
少量の胡麻油を垂らし
味にコクを付ける

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おからがいっぱいできた

どうやって食べようか