きんぴらにんじん

きんぴらごぼうの間違いである。
にんじんを切っていてかわいそうになった。「きんぴらごぼう」の伴侶なのにニンジンの名前はつかない。
夫婦別姓を論議する世の中なのに、結婚して自分の苗字も名前もなくなる奥さんのようである。
だから私は「きんぴらにんじん」とした。
そのように考えながらニンジンを切っていたらゴボウよりもいっぱいになってしまった。
青森県はごぼうの産地である。産直広場で買ったゴボウは安い。
出来上がりの画像にあるように、細いゴボウを4本使った。もちろん一人暮らし用には多い。
出来上がり量の参考にしてほしい。



細いゴボウ4本に対する
味付けの分量である
ゴボウはタワシやスポンジタワシの荒いほうで皮をこする
私は金属タワシを使った
包丁の背でこすってもいい
笹がきにする
 


ゴボウはすぐに色が変わり黒くなる
水に酢を少量入れて
黒くならないようにしている
長く水に漬けすぎると
ゴボウの香りが飛ぶので
最後まで切り終わってから
3分ぐらいでザルにあげる
 


笹がきしたゴボウと
ニンジン小1.5本
ニンジンが多いが
その訳は上記枠外のとおりである
ニンジンは皮をピーラーでむいて
板状にカットして
板を棒状に細く丁寧に切る


フライパンに
大匙2杯のサラダオイルを引いて
両方を炒める
面倒だから一緒に炒めてしまう
 


「赤唐辛子1本の種を取って・・」
と書きにくいので
瓶入りの一味唐辛子をそのままかけた
材料は一緒だ
 


砂糖を大匙半分入れる 


みりんを大匙1杯入れる
みりんが入るとツヤがよくなる
みりんがないときは
日本酒と砂糖で代用する
でも本格的な和食には
味醂が必要です


醤油 大匙2.5杯
白胡麻を大匙1杯
胡麻はとんこつラーメンの必需品で
ナムルにも使っている
ごはんにかけて食べる胡麻もある
缶ジュース1本より安い


中火で全体をよく炒める
ゴボウの味見をして
固さをチェックする
ゴボウが食べられるとOKだ
ニンジンは生でも食べられる


細いゴボウ4本で
飲み屋の「付きだし」
12人分ぐらいの量になった
小鉢では6人前以上だ
うまい でも辛い
唐辛子の入れすぎだ